11月9日(日)、敦賀市中郷体育館において「第10回 今尾杯争奪少年柔道大会」が開催されました。今大会は、小学2年生~6年生までの各学年1名ずつによる5人制団体戦と、1年生の部~6年生の部までの個人戦が行われました。
大会結果は団体戦のみ紹介させていただきます。(チーム名、敬称略で紹介させていただきます。)
優勝 三国町柔道教室A
2位 柔整会柔道教室A
3位 大津市柔道協会A
福井県立武道館武道学園B
という結果でした。その他、個人戦も含めまして入賞された選手及びチームの皆さん、おめでとうございました
丸岡スポ少からは、Aチーム・Bチームと2チームが大会に参加しました。また、個人戦でも各学年の代表選手が熱戦を展開してくれました
残念ながら団体戦では、A・B両チームとも初戦敗退という結果に終わってしまいましたが
、内容はいずれのチームとも2-3の接戦を落とした試合結果となり、後一歩という印象を受けました。両チームとも県外の強豪チームが相手でしたが、丸岡スポ少の柔道を少しは見せることが出来たのではないかと思っています。しかし、やはり接戦に弱いという点では修正ができておらず、善戦の中にも悔しさの残った団体戦だったと思います。接戦ではありましたが、この後一歩・・・というのが、とてつもなく大きな差なのかな・・・とも感じてしまいました
Aチームの初戦は、先鋒が一本を取ってきて幸先の良いスタートだったのですが、次鋒から副将まで3連敗で大将戦を前に勝敗がついてしまいました
3連敗の内容は、淡白にあっさり1本を取られる内容の試合もあり、逆に粘り強く何とかしようという気持ちの見えた試合もあり、一試合毎に一喜一憂の展開でしたが、最後は大将がしっかり一本勝ちを取ってきました
結果論ですが
なんとか大将戦までもつれる展開にしたかったものです
また、逆にBチームは先鋒が取られたものの、次鋒が取り返して1-1のタイへ持ち込みました。中堅も続いて一旦はリードしたのですが、副将戦を落としてしまい、またまた2-2のタイへ。勝負は大将戦にもつれ込む展開となりました。まさに団体戦の醍醐味を味わうにはもってこいの白熱した展開となりました
(ドキドキ・・・)しかし、大将戦を落としてしまい惜しくも敗退という結果でした
Bチームの大将戦は、優弥が落としてしまったのですが優弥の試合前の表情が印象的で、試合前の心理状態を後で聞いたのですが、
「緊張して嫌やった・・・
」
と答えていました
おそらく勝負の決まる場面での大将戦は、優弥にとってもはじめての経験だと思います。優弥もこの試合で、大将の気持ちが分かったことと思います
なので・・・
「Y章は、いつもこんな場面で試合してるんやぞ。大将の辛さが分かったのは大きな収穫だったんだから、今度自分がいつもの先鋒・次鋒のポジションで試合に出る時は、少しでも大将に楽な展開で試合してもらえるように考えような。」
というような話しをしました。
午後からの個人戦では、僕は泉弥の試合をずっと見ていましたので、1年生の部の試合をメインで観戦していました
トーナメント表では、結構厳しいゾーンに入ったな・・・
という印象でしたが、泉弥が順当に勝ち上がってくれれば、初めて公式な大会でK学園のT君と対戦できる組み合わせになっており、チャンス到来
と、何とかそこまで勝ち上がって欲しいな・・・
と願っていました。すると、しっかり勝ち上がってくれて、念願の一つだったT君との対戦が実現しました
しかし、この日のT君は強かった
開始早々、大外刈りを出してくるなど、少し以前とイメージが違っていました。しかし、泉弥もそれに耐えて今度は背負投げを出しました。結果的にはその背負いを大外刈りで返されてそのまま抑え込み。一本負けでしたが、それが僕にとっては大きな進歩だと感じました
技自体は腰が回っていない、いつものダメダメな背負投げでしたが、技を先に出したことが良かったと思います。
昨年は初戦敗退だったので、ベスト8まで進出できたのは大きな進歩でした
準決勝では、その強いと感じたT君を、Aゆむが驚きの抑え込みで一本勝ちしました
さすがAゆむです
決勝も同じくK学園の強敵に勝ち、見事今尾杯2連覇達成でした
あと観戦したのが6年生の試合ですが、優弥は2回戦で、午前の団体戦で負けた相手との再戦
団体戦の時とは違った試合内容を期待していましたが、やはり同じでしたね
ただ、団体戦のときとは違い、全く勝機がなかった訳ではありませんでした。最初に出した大内刈りがしっかり入れていたので、そこで戻らずに「何としてもこの技で倒す
」 という気持ちが出ていれば、もしかしたら違う展開になっていたのかもしれません。そこが唯一の勝機だったと思うし、悔やまれる点でした。
K馬は、初戦で敗退となってしまいましたが、終始試合を支配し攻め込む展開でしたが、後一歩ポイントまでもっていけず旗の判定になってしまいました。旗の判定では、何が起こるか分からないものです。悔しい負けでしたが、形に残るポイントが取れなかったのが悔やまれる点でした。
そしてY章も、惜しくも旗判定での敗戦。まったくこの日は、旗に嫌われた1日でした
さて、大会ラッシュの初戦は、僕が見た限りでは成長の成果と丸岡柔道らしさが見れた大会だったように思います。結果は散々でしたが
その中にも次に繋がる内容の試合が見れていましたし、丸岡の柔道スタイルがとても気持ちが良く感じました。この柔道で、何とか結果を残せていけるよう、次週の大会からも頑張って欲しいものです
最後になりましたが、今大会に参加させていただき、子供たちにとても貴重な経験をさせていただくことができました。大会関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
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