「桜の名所100選」巡り
本当に久しぶりのツーリング紀行の更新になります それもそのはず。昨年は忙しさのあまりほとんどツーリングに出掛けられず
昨年の3月に三重県に出掛けた以来
本当は先月3月に行こうと計画していたのですが、大震災もあり中止。今回は約1年ぶりのツーリングとなりました
今回、久しぶりのツーリングの場所に選んだのは富山県
4月といえば何といっても
桜
ですから、富山県で「桜の名所100選」に選ばれている2ヶ所、
「高岡古城公園」 「松川」
を巡るツーリングに出掛けました 4月13日(水) 朝7時。待ち遠しくてもう居ても立ってもいられず
予定していた時刻よりも早く、子供が学校に行くのと同時に家を出ました
朝はまだ多少冷えますが、そんなことは全然苦になりません
道中、学校へ登校する学生さんや会社へ通勤されるサラリーマンの方々を目にしながら、申し訳ないと思いつつバイクを走らせウキウキしておりました
大震災の事もあり、自分だけこんな風に趣味を楽しんでも良いのかという思いもあるのですが、だからといっていつまでも塞いでいるわけにもいきませんので、今回は楽しませていただくことにしました。
さて、当日朝は予定より早く家を出たので、時間調整ということでいろいろと遠回りをしながら、約3時間かけて富山県の高岡市に到着しました
遠回りの一つとして、富山県小矢部市にある道の駅「メルヘンおやべ」に立ち寄り、足湯に初めて浸かってみました。あまり疲れていないせいか
大して気持ちよさも感じられず、流行りになる理由がイマイチ分かりませんでした
きっと、足がむくむほど歩いたりして疲れた後に浸かると気持ち良いのかも知れませんね
富山県の高岡市、「高岡古城公園」はとても広く、東京ドーム4.5個分の敷地面積らしく、ざっと見て回るのにも1時間近くかかりました
平日でしたが屋台なども出ており、ご年配の夫婦や小さいお子さん連れのご家族がたくさん訪れて賑わっていました
中には広い芝生の公園がいくつかあり、子供の遊び場としても最適な場所だと感じました。入場は無料ですし
(駐車場は有料です) 肝心の桜は、ネットで事前に調べた時は5分~7分咲きとのことでしたが、この日もまだ7分~8分咲きくらいで、まだ満開というわけにはいきませんでした
ちょっと残念でした。それではまずは高岡古城公園の桜の様子を写真にてご紹介します
ご覧のとおり、まだ満開とは行きませんが、僕としては加賀百万石の前田家、2代目当主の前田利長像が立派だったのが感動しました
続いては、その前田利長の菩提寺として、前田家3代目当主の前田利常が建立した「瑞龍寺」へと向かいました。2代目の前田利長は、ご存知のとおり前田利家とまつの嫡男。一方、3代目の前田利常は、同じく前田利家の子なのですが、側室の千代保との子であるため、前田利長とは異母兄弟ということになります。しかし、生前から前田利長は利常のことを本当の兄弟のように可愛がり、高岡城を築城して与えたそうです。そしてこのことに深く感謝した利常が、利長の死後に菩提を弔うために立てさせたのが瑞龍寺とのことでした。下の写真のとおり、本当に立派なお寺で、とても江戸初期に建てられたお寺とは思えません。
実はこの瑞龍寺は2年前にも一度ツーリングで訪れているのですが、昨年から新たな趣味に加わった「ご朱印」集めのため、今回再度訪れてご朱印を記入していただくことにしました
これでまた一つコレクションが増えました
気分は、スタンプラリーに周ったり、あるいは子供の頃に夢中になっていたびっくりマンチョコのシール収集みたいな感じですね
こうして高岡市を離れ、今度はもう一方の桜の名所100選に選ばれている富山市の松川へと向かいました。松川は富山市のど真ん中。県庁や市役所の辺りを流れる1級河川で、この堤防一帯にきれいな桜が所狭しと並んで咲いていました 平日のお昼時に到着したということもあり、桜の並ぶ河川敷ではOLさんや市役所・県庁の職員さんらしき方々が、青空の下できれいな桜を眺めながら、お弁当を開いて昼食をとっておられました
仕事のお昼休み、こんなきれいな桜を見ながら、ポカポカ陽気の中で昼食を食べられるなんて
この近くでお仕事をされている方々が本当にうらやましくなりますね
でも、お昼からの仕事で居眠りが怖いかも・・・
僕なら確実にお昼寝しちゃいますね
その他にも、多くの観光客が橋から桜を眺めて、あまりの美しさに歓声を上げたり写真を撮ったりしておりました。こちらはもう完璧に満開の見頃を迎えており、見に来て本当に良かったと思いました
これで、自分としては北陸三県の桜の名所100選は全て制覇したことになります
どこが一番きれいかは甲乙付け難いですし、見る時期によっても変わると思いますが、やはりどの名所も100選に選ばれるだけあって、とてもきれいで心温まる景色ばかりだと思います
ツーリングの大きな魅力の一つは、こうして初めて目にする日本の素晴らしい絶景に出会えたりすることだと思いますし、同じ場所でも季節や時期によって様々な景色を見せてくれるからこそ、同じ場所でも何度でも楽しめるのだと思います
これからも、こうした日本の素晴らしい景色を楽しめるような、そんな穏やかな日が続くことを願わずにはいられませんし、少しでも早く、東北地方にも以前のような素晴らしい風景が戻ってくることを願っております。以前、阪神大震災から10年経った時、被災した神戸の街を訪れ、あの悲惨な状態だった街が見事に復興している様子に驚いたことがあります。どういう形になるかは分かりませんが、これから先、何年先になっても必ず東北地方、特に自分が活動した岩手県陸前高田市にもう一度足を運び、見事に復興した街を見て喜びたいと思います。
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