三つ葉少年柔道交流大会(2)
それでは前回の続き、三つ葉大会のベストバウト集第2位からの紹介です![]()
【第2位】
《まさに執念
》
第2位は、我が娘のことで恐縮ですが
2年生の部個人戦の予選リーグ、決勝トーナメント進出を賭けた最後の試合、川口道場さんのO選手との試合を挙げさせてもらいました。この試合は、我が娘のことではあるのですが、親バカを抜きに客観的に見ても良い試合だったな・・・と感じる試合だったので、敢えて挙げさせて頂きました。以前から丸岡スポ少にもう一つ足りないと感じていた「何か」を泉弥の試合に見た感じがしたからです![]()
この試合の前まで、泉弥は3勝1敗1分でした。すでに全勝で1位通過の選手は決まっていたのですが、残り一枠が接戦でした
もう一人当確ラインギリギリの選手が3勝1敗2分でリーグを終えていたのですが、点数勝負で泉弥が負けているため、泉弥が決勝トーナメントに勝ち上がるには最終戦に勝つしかありませんでした。このような状況で迎えたO君との試合でしたが、さすがは川口道場さんで練習している選手らしく、O君は急激に強くなってきている印象です
泉弥は試合開始と同時に積極的に攻めてはいたのですが、もう一つ踏み込めずに足だけの攻めになっているので、ポイントを奪うことが出来ません
父が見ていても、明らかに投げられる(負ける)のを恐れている感じでした
それもそのはず、この試合の前の前の試合で久しぶりに宙をきれいに舞った泉弥でしたので、おそらくはそのイメージが体から離れていないのだと思いました
それにしても泉弥が、あれほどきれいに宙を舞ったのを見たのは、明らかに大きい選手との対戦は別にして久しぶりのことです![]()
それはさておきこの試合、本当は終盤まではベストバウトと呼ぶには遠く及ばない試合だったのですが
、終盤でお互いの選手の気持ちがぶつかり合った瞬間がありました。残り何秒だったでしょうか・・・
引き分けを覚悟しましたが、泉弥に一言、
「投げられればいいから思いっきり一本取りに行け
」
と檄を飛ばした瞬間、泉弥のスイッチが入れ替わりました。場外際へと技を出しながら押し込み、O君が場内へと一歩戻ろうと踏み出した瞬間(O君も技を出すため踏み込んだのかもしれません)、泉弥が踏み込んで背負い投げ
ちょうどタイミングが合った感じでした。僕の見方が間違っていたら申し訳ないのですが
、この背負いでの一本は泉弥が最後に勝利への執念を見せ、大外刈りで前へと追い込み場外際まで押し込めたので、結果的に場内へ戻ろうと押し戻した相手選手に合わせて背負い投げが決まったのだと思いました。
決勝トーナメント進出への執念・・・そんな大層な物ではなかったのかもしれませんが
少なくとも攻める姿勢、勝ちたいという思いが今までの試合で一番こもっていた試合だったように見えました
崖っぷちに追い込まれてからの泉弥の2試合、K人戦とO君戦での背負い投げは、そういう気持ちのこもった背負い投げで、団体戦で取り逃した背負いでの有効と比べると、同じタイミングの良さでも執念のこもっていた分だけ一本と有効という差になったのだと感じます
泉弥はこの大会で、また一つ大きな課題を残しながらも大きな成長を遂げてくれたと、父はとても嬉しく思います
そういう意味で、今後の更なる成長を期待する意味でもこの試合をベストバウトの第2位にさせていただきました![]()
【第1位】
《因縁の対決
リベンジ成功
》
もちろんこの第2試合場でのベストバウト第1位は、金井学園ジュニアT君と丸岡スポ少Aゆむの因縁対決です
過去、何度も対戦し好勝負を繰り広げてきた両者
どちらも素晴らしい体格と柔道に対する思いを持った両者の対決は、何度見ても燃えるものがあります
最近の対戦成績では、Aゆむが連敗中と苦しい試合が続いていました
しかし、どの試合も決して何も出来ずに負けているわけではなく、がっちり組み合い勝負をしている素晴らしい内容ばかりです。
「取るも取ったり、取られるも取られたり」
破格の体格の持ち主のT君相手に、正面からガッチリ組み合い正々堂々真っ向勝負を挑むことができるAゆむもAゆむなら、その体格に頼って巻き込んでいくような柔道は一切せず、こちらも正々堂々しっかりとした立技で勝負に行くTけし君です
どちらも見事としか言いようがありません。そんな二人の勝負が好勝負にならないわけがありませんよね
今大会の両者の勝負もまさに一進一退の試合となり、相手の技を必死に凌ぎ、寝技も耐え、そして反撃に出るAゆむが足技からチャンスを作りました
勝負を決めたのは大内刈りでした
あの大きなT君をものの見事に後ろへ倒し技ありの一発
今回はAゆむが見事にリベンジを果たしました
丸岡スポ少としてはとても嬉しいリベンジ成功です
いつもやられっぱなしでは悔しいですからね
これからもたくさんの試合を重ねていかなければならない両者ですから、この1勝はAゆむにとっても丸岡にとっても大きい1勝です。
試合後の両者の母の表情が対照的だったのが面白くて仕方がありませんでしたが
こうしてたった一つの試合に一喜一憂できるのも、やはりしっかり組んでしっかり勝負している柔道スタイル同士の戦いだからでしょう
これが少年柔道の素晴らしさだと、思わずにはいられません。
まさにベストバウトの1位と2位は、少年柔道に対する僕の思いと、丸岡柔道に対する僕の思い、その両方が詰まった好試合だったと思います![]()
さて、駆け足でご紹介してきました、3兄妹の父が見る三つ葉大会でのベストバウト集でしたが、その他にもきっとたくさんの好勝負があったことでしょう
今年の大会はこれで終わり・・・きっとまた来年も、この大会のような好勝負をいくつも見せてくれることでしょう![]()
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