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2015年7月24日 (金)

激闘の後に残ったもの

平成27年7月22日(水)、県立武道館にて県中学校夏季柔道大会が開催されました。県内から多くの中学生が集まり、全国大会・北信越大会出場を懸けて熱い戦いが行われました。

団体戦は男女とも福井工大福井中学校が優勝。丸岡中学校男子は、準決勝で大将選手が負傷棄権するアクシデントに見舞われ3位。丸岡南中学校女子は、決勝で福井工大福井中学校に大敗し2位。今年も県チャンピオンには届かなかった。………というより、差が大きすぎて縮まっていない印象でしたね。

また、午後に行われた個人戦。各階級でチャンピオンが誕生する中、男子55kg級で丸岡中学校のK田君、女子40kg級で丸岡南中学校のH乃ちゃん、女子52kg級で同じく丸岡南中学校のM穂ちゃん、丸岡からは3名のチャンピオンが誕生しましたhappy02 また、いつもたくさんお世話になっている、敦賀のK村先生のご子息、気比中学校のKすけ君も圧勝の内容で、悲願の全国大会への切符を手にしましたsign01 選手の皆さん、本当におめでとうございましたshine 特に丸岡南中学校女子の2人は、娘の泉弥といつも一緒に練習してきて、喜怒哀楽を共にしてきた仲間ですので、喜びもひとしおです。

北信越大会も含め、上位大会への出場を決めた選手の皆さんは、県の代表として是非とも頑張ってきてもらいたいと思いますwink


さて、今回の個人戦、娘の泉弥も女子57kg級に出場し全国大会出場を目指しましたが、準決勝で敗れて残念ながら夢は絶たれました。3兄妹の悲願は、またもや叶うことはありませんでしたね。


しかし泉弥はよく戦ったし、良い試合をしてくれました。会場にいた多くの方々から褒めて頂ける試合をしました。今回、まずはそんな娘の試合を真っ先に振り返りたいと思います。


娘の個人戦、その初戦が準決勝でした。対戦相手は明倫中学校のS口さん。1年生ですがこの階級で最も強いと思う選手で、どこで対戦するにしろこの選手に勝たない限り全国大会出場はありませんthink 個人戦の前、実は団体戦でも対戦があり、この時はお互いに技ありを奪い合い引き分けという結果が出でした。

そんな中はじまった試合。序盤は、団体戦の時の戦いを踏まえ、お互いに出方を伺う感じで両者に指導。そこからこの指導を皮切りに、お互いの闘志のスイッチが入ったように攻め合う展開へとなりました。何度も足技で崩され、逆に何度も背負いで浮かせる場面を作り、しかし決めきれない展開。ドキドキしました。本戦の3分、あっという間に過ぎました。互角の展開。しかし本戦は、若干、泉弥の攻め数のほうが多いように見てましたので、GSに期待を持ちました。

GS、同じような展開でお互い一歩も譲らない攻防が果てしなく続きました。気力を振り絞り前に出続ける2人。もう1回、あともう1回、気力を出して技を出し攻めることができたら、もしかしたら指導を取れたかも知れない。しかし、そういう泉弥の勝負所でしっかり攻め返してくるS口選手。まさに一進一退でした。

そんな二人の決着は、GSの8分過ぎに訪れました。ここまで11分以上の激闘を続けてきた二人。決着の前、気力を前に出した泉弥の攻めの時間が続き、主審が副審2人を集めて話をしました。こんなことを考えるからいけないのでしょうが、3兄妹の父は、

相手に指導がくるな……勝ったかsign02

と思ってしまいました。しかし試合は続行。その組み際でした。S口選手の小外刈りを下がって受けてしまい倒されました。有効……………。試合終了でした。

本当にわずかの差。そのわずかの差が埋まらなかった…。弱いから負けた。悔しかったですねぇwobbly


死力を尽くして頑張った、死闘を繰り広げてくれた泉弥を褒めてやりたい。同じように死力を尽くして戦ってくれたS口選手を褒めてあげたい。そして勝ったことを心から祝福してあげたい。そんな中学女子の好試合。うちの娘が、そういう大会を通じても一番の試合というべき滅多に見れないような好試合をしてくれたことを誇りに思いたい。


試合終了後、たくさんの先生方、ご父兄の皆さんから、

感動した。
素晴らしい試合だった。
今大会のベストバウト

などとたくさんの励まし、激励をいただきましたhappy02 本当に嬉しかったですsign01 ありがとうございました。親としては十分満足できる大会。


………大会当日は本当にそう思っていました。でも、一晩経って………


残るのは悔しさだけ。喪失感。脱力感。疲労感。

やはり、いい試合した………だけではダメですね。勝負は勝たないと何も残らないです。いくらいい試合したって言って、いくら褒めていただいたって言って、満足したって言って、ただそうやって傷口舐めてるだけにしか思えなくなってきます。

確かに今回、泉弥は試合を通じてたくさんのことを学んだはずです。得るものも大きかった。いい経験になったことと思います。自分が足りなかったことを痛いほど身にしみたと思います。今回の敗戦が、また泉弥を大きく成長させてくれると信じたい。

ただ、負けて得るものも、負けた後にのこるものは、やはり悔しさだけなのかも知れません。最初に書きました。一緒に練習してきた仲間の優勝、本当に嬉しいです。思いも格別なものがあります。顧問から、北海道どうしますか?一緒に行きますか?と聞かれ、わざわざ声を掛けて下さることに感謝はしてますが、ついつい苛立ってしまう。負けて行けなくてハラワタ煮えくり返ってるところ、誰がどのツラさげてせんなもん行くか!annoy ってなっちゃうんですよね。うちの娘だけ行けなかった悔しさが更に増してきちゃうんですよね。特に3兄妹の父からすると、上の兄からもう10年以上もこんな感じを繰り返しつづけて、いつになったら?どうしたら?そんな自問自答を繰り返してこの日が来たわけで………


本人も、仲間の優勝を心から喜んでいるはずです。でも、同時に内心はハラワタが煮えくり返るほどのやるせない悔しさを感じているはずです。

娘よ、負けたのは自分が弱いから。練習が足りなかったから。そして勝ちたい気持ちが相手の方が勝ったからだ。

悔しかったら強くなれ。

いまはそれしか彼女にかける言葉がない。

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3兄妹の柔道成長日記」カテゴリの記事

コメント

息子の優勝にも触れて頂きありがとうございます。

ご存知の通り、我が息子も小学生の時から全国大会を目指しナチュラルに頑張ってきました。

毎回、試合に送り出すごとに、今回こそは・・・・・

何度がっかりした事でしょう。

信じ、待ち、許す。

自分は、この言葉を毎回唱え我慢してきました。

今回の試合数日前から胃が痛くて・・・・

心・技・体

来年のこの大会で泉弥ちゃんの涙の初優勝を心から期待しています。

来年は、今大会以上に親子ともプレッシャーが掛かります。

ご縁がありましたらまた飲みましょう!

投稿: カニーマン | 2015年7月24日 (金) 14時50分

お疲れ様でした。
どの方から聞いても素晴らしい試合だったということでした。
しかし、負けた本人はどれだけ良い試合をしたといっても納得はできないでしょう。負けた悔しさは、じわじわと広がっていきますからね・・・
でもそれが強くなる起爆剤となってくれるでしょう。
来年こそは、全国大会に行き、そこで活躍できる選手になる事を目指して頑張ってもらいましょう!!

投稿: 赤ペン | 2015年7月24日 (金) 16時06分

カニーマン先生、先日は大会お疲れ様でした。そしておめでとうございました!

また、泉弥にもいろいろ声を掛けていただいてありがとうございました。

私は、県大会に自信を持って送り出せる自慢の娘と思って大会に臨みましたが、まだ優勝するには何もかもが足りなかったということですので、結果をしっかり受け止めたいと思います。そして、来年また、優勝するにふさわしい選手となって挑戦してもらいたいと思います。

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2015年7月24日 (金) 21時15分

赤ペン先生、道場生から4名もの優勝者、本当におめでとうございます。ご指導の積み重ねの賜物ですね。喜びもひとしおのことと思います。

道場出身選手達の、全国大会での活躍を期待しています。

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2015年7月24日 (金) 21時29分

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