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2013年5月20日 (月)

柔道はスポーツ?武道?

 タイトルの問題・・・

 

 しばしば柔道の現場で議論される問題ですね。歴史的な背景や、教え継がれてきた本質の部分について、この場でコメントを書くことは自分には無知すぎて無理ですのでcoldsweats01 今回はこの問題に関する自分の勝手な思いを少し書いてみたいと思いますhappy01 柔道全体という大きな枠で捉えた考えではなく、子供と柔道を楽しむ日本人としての小さな視野での思いですwink

 

 

 自分も含め、おそらくは多くのみなさんは柔道を「武道」として捉えているのではないでしょうか。察するに子供に柔道を習わせる親御さんの大多数は、多かれ少なかれ柔道にスポーツ以外の大切な付加価値を求めて通わせていらっしゃるのだと思うからですconfident

 

 スポーツも「競技力の向上」というほかに、心身ともに健全に鍛え、心を豊かにし、仲間意識を芽生えさせ、社会性を身につけさせる・・・などというたくさんの目的があると思いますが、こと武道となると、そういうスポーツ的な目的よりもさらに一歩サディスティックな部分coldsweats01 つまりは武士道のような精神面での修行、奥ゆかしい日本人気質を体現する礼儀の部分、なにより人格完成への「道」といったものをイメージします。(自分の勝手な想像ですがcoldsweats01) 

 

 

 自分の息子が最初、丸岡スポ少にお世話になることになった時、最初は自分は賛成も反対もしませんでした。自分は当時、柔道がキライでしたしcoldsweats01 厳しさも辛さも少しは味わっていましたしcoldsweats01 理不尽さも不公平さも身に染みてましたcoldsweats01 どうせすぐに根をあげてしまうだろうと・・・そんな無関心さがあったのかもしれません。

 

 それでも子供が楽しそうに柔道を続けていくうちに、優弥にも是非柔道本来の素晴らしさ、楽しさ、そして礼儀や精神力といった武道ならではの付加価値の部分を学んでいってほしいという願いがでてきましたhappy01 また、自分自身柔道は嫌いでも、やっぱり頑張っている子供の姿を見ると、それはそれで嬉しく応援したくなるものですwink 気が付けば、いつに間にか3兄妹とともに自分自身が柔道にどっぷり漬かるようになっていましたcoldsweats01 

 

 そういう面で柔道を「武道」と捉えるというのは、日本人からするとごく自然な考え方のように思いますが、その一方で柔道(武道)の持つサディスティックな部分が悪い部分として見られる反面もいろいろと出てきました。昨今話題になっている問題もその一つですし、柔道では常につきまとう大きな障害を残すような事故や怪我、初心者の事故などもそうでしょうthink 

 

 一方、柔道をスポーツとして捉えるのは、いまや世界のスポーツとなった・・・といっても過言ではない柔道ですから、こちらも正当な考えだと思いますhappy01 オリンピック競技にもなり、世界中の国々から愛されているスポーツとしてのJUDO。スポーツとして捉えるがゆえに、勝敗に重点をおいた合理的で科学的な指導がスタンダード化されてきました。ほんの短い時間で、諸外国の柔道の競技レベルは格段に進歩し、今や日本を凌ぐまでに成長してきたと言っても過言ではない状況です。僕はそれも一理あると思いますし、スポーツとしての柔道ならばルールの範囲内で勝つ方法をいろいろと試行錯誤していくことは至極自然な流れだと思います。柔道が多くの人々に認知され、そして子供たちが憧れを持って柔道をはじめるきっかけ作りにもなっているのは、JUDOになったおかげという部分も大いにあると思います。

 

 いま日本は、古来からのその美しい柔道を心から尊重し大切にしつつも、日本人として柔道では負けられないという矛盾の中で葛藤しているのかもしれません。日本柔道を支える底辺の少年柔道においても、指導法が両極化しているのもまた事実でしょう。しかし結果は、多くの専門家の一致した意見として、日本人は組んでも世界に勝てない・・・という事実を生んでいます。

 

 自分だって最初は子供の柔道に無関心でしたし、応援するようになってからは、武道の持つ古き良き日本の持つ文化、精神といった付加価値を求めつつ、反面では勝敗に一喜一憂し勝ちにこだわることも出てきましたcoldsweats01 勝負である以上、勝ちたいと思うのは当然です。

 

 しかしある時から、そういう勝敗にあまりこだわりがなくなってきました。我が子はもちろんですが、スポ少の子供たちの試合や練習を多く見ていくうちに、勝っても腹の立つ柔道、負けても思いっきり褒めてやりたい柔道を見てしまったからですwink また、勝敗以上に大切なことがたくさんあることを再認識したからというのもあります。やはり日本の柔道というのは本当に素晴らしいですし、自分の全てを出し切った技というのは美しいものです。試合を見てもそういうお互いの体と体をぶつけ合う、そして心と心をぶつけ合う柔道は面白いです。

 

 付加価値としても、お互いを尊敬しあい、感謝の心を知り、人の痛みを知り、礼儀を正し、そして仲間の大切さを知ります。努力することの素晴らしさを学びます。困難に立ち向かう術を学びます。

 

 武道とスポーツ、柔道とJUDO、そして様々な指導法に理論、どちらが正しいとかどちらが間違っているとか、そんなことは自分にはさっぱり分かりませんcoldsweats01 しかし、自分の身近にいる子供たちが柔道を行っている以上、楽しく柔道を続けていってほしいですし、見ている者がカッコいいと思う柔道を行ってほしいです。柔道本来の美しく豪快な「1本」の快感を味わってほしいですhappy01 困難なことに挑戦していく中で仲間とともに成長し、仲間とともに戦い、様々な生きていく力を身に付けて行ってほしいです。

 

 この先も柔道は武道?それともスポーツ?といった議論は答えを見ることはないかもしれませんが、やはり日本の美しい柔道、自分が憧れていた古賀先生の背負投げ、吉田秀彦・井上康生の内股、そして篠原先生の大外刈り・・・なくならないでほしいと思いますhappy01 これからも柔道ファンとして日本代表選手が世界で度肝を抜くような1本を決めてみせる柔道が見たいですし、子供達にはその素晴らしい柔道を目指して、豪快な1本を夢見て練習に励んでほしいですhappy02

 

 

とりとめもなくまとまりもない文章で・・・coldsweats01 自分でも何が書きたかったのか訳が分からなくなってきましたが・・・・・まあそんな感じですcoldsweats01

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