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2013年1月31日 (木)

決勝トーナメントを見て

 先日行われた丸岡大会。ビデオにて決勝トーナメントの試合を見させてもらいましたhappy01 どの試合も白熱した熱戦・接戦の連続で、ビデオからでも十分迫力や楽しさが伝わってきましたhappy01 こういう取るか・取られるかの柔道スタイル、丸岡スポ少としては大歓迎の柔道sign01 今大会は、そんな思いを持ったチーム同士が集まっての大会でしたので、スタイルもかみ合いそういう決着が多かったのだと思いますscissors もちろん柔道はそれが全てではないですし、大きくなっていけばそれだけシビアな展開にも対応していかなければなりません。実力が似た者同士、接戦を勝ち上がっていくにはほんのわずかな部分が勝ちと負けという天国と地獄の差となって現れるのが勝負の世界。逆に言えば勝負の世界である以上、勝ち負けにこだわらなければならないのは当然です。しかし、今まさに柔道を志していこうとする少年柔道家たち、彼らが柔道の大きな魅力の一つを知り、体感し、その柔道に憧れを持てることも一方で重要だと思います。将来、柔道を続けていく上ではもちろんですが、別の道に進むことになるとしても、困難な道に挑戦し続け、逃げない精神力を養うことはとても大切ですし、柔道とはまさにそういう精神修行の道でもあると思います。

 

 今更言うまでもないことではありますが、1本を取るというのは本当に難しいですcoldsweats01 ましてや、試合では相手も相当の練習を積んで相当の実力を備えた選手ばかり。豪快な1本というのは本当に至難の業であると思います。その難しくて困難なことにチャレンジし、そして試合でそれを見せてくれる子供たちは本当に素晴らしいと僕は思います。もちろん取った方も取られた方もですwink 1本を取られる・・・というのもまた1本を取るのと同様に難しいことですから。実力が上がって行けば行くほど、選手は受けも強くなりますし、投げられない柔道が出来るようになってきます。そんな中でも豪快な1本負けをしようと思ったら、自分が1本を取りに行く柔道をしていなければ1本を取られることも少なくなるのは当然です。

 

 この大会をまた一つのきっかけに、丸岡らしい「1本柔道」に更に磨きをかけて行って欲しいと願います。そしてそういう強い精神力を養う練習の積み重ねが、中学・高校・大学と進んでいってシビアな柔道になった時の、自分の助けになってくれると思います。また、実力の差がない者同士の、試合で勝敗を分ける少しの差となって表れてくれるものだと思います。

 

 

 さて、話は長くなりましたが、決勝トーナメントのビデオを見たなかで印象に残っている丸岡の子の試合が何試合かあるのでその感想を最後に書きたいと思いますhappy01 

 

 まずは5年生の部の準決勝戦、丸岡のK人と川口道場のT内選手の試合です。この試合、最後は旗での判定というきわどい勝負になりましたthink 熱戦・・・といえば熱戦でした。しかしこの試合は、それ以上に多くの教訓が詰まった試合だったと僕は思いました。本戦中、試合は終始K人が攻め込む展開だったと思います。このまま旗の判定になれば、おそらく結果は3-0でK人が勝っていた試合だったでしょうthink しかし旗判定の結果は1-2で僅差判定負け。こうも真逆に勝敗がひっくり返ったほんの少しの差・・・それを教えてくれたのが対戦相手T内選手の「最後まで決して諦めない気持ち」だったと思います。試合終了の1秒前までK人優勢の試合展開。しかし最後の1秒。T内選手の諦めない気持ちが奇跡を生み、K人は大内刈りで尻餅を着かされ同時に試合終了のブザー。この最後の一撃で、おそらく審判員の旗の色が変わったのだと僕は思いました。尻餅はノーポイントですが、僅差判定には大きなポイントです。昔でいう「効果」のポイントですから。会場もこのT内選手の最後の一撃に思わずどよめきが起きてましたねhappy01 このように会場にどよめきが起こるような見ている者をドキドキさせるスリリングな試合を行う両選手もまた本当に大したものですgood

 

 しかし試合は、1分59秒試合を支配していても、たった1秒、一度技で大きく崩されたり、ましてや尻餅を着かされては、そこで形勢は一気に逆転となってしまいます。そうならないためにも、やはりK人は最初から1本を取りに行く柔道を行ってほしかったですし、形として残るポイントを奪わなければならなかったと思います。K人はこの試合、決勝進出を逃すという高すぎる授業料を払いましたが、それと引き換えに3つの事を学んだと思います。

 

 1本を取る柔道の大切さ

 試合では、ほんの1秒・ほんの1回の失敗が勝敗を分けてしまうという怖さ

 最後まで諦めない気持ちの大切さ

 

 胸に刻んでほしいと思いましたhappy01 

 

 そしてもう1試合。今度は4年生の部の決勝トーナメント1回戦。丸岡のH翔と川口道場のK山選手との試合です。この試合も本当に熱戦でしたhappy01 大外刈りと支え釣り込み足を武器にまっすぐな攻めの柔道を行うH翔。この試合は体格差も若干優位で、実力差を補うには十分。結果はどうなるかわからない試合だったと思います。ビデオでは、試合中何度かH翔が弱気になる場面があったように見えました。先生方はH翔に対し練習でも前に出ることを強く言い続けて、その通り頑張っていたH翔。そのH翔の気持ちを弱気にさせたK山選手は凄い!この試合は本当に生で見て、その場の緊張感とK山選手が放つ見えない威圧感を体感してみたかったです。ビデオではこういう目に見えない部分が伝わってこないのが残念ですcoldsweats01 終盤、ビデオに記録されていたM監督の声。

 

 「前に出て思い切って大外刈り行け。絶対掛かるからsign01

 

 の声に反応し、序盤とは見違える柔道で大外刈り勝負に行くH翔はカッコ良かったですhappy01 そしてその勝負に行った柔道で有効を奪われ負けたのですから、H翔も結果を受け入れることが出来ると思いますconfident 

 

 そして最後に、丸岡ではありませんがこれだけはどうしても書いておきたいsign01 4年生の部で、女子選手としてハイレベルな試合をことごとく完勝して優勝された坂井町柔道教室のH本選手の柔道のなんと素晴らしいことshine 小さい体格からは信じられないくらいの力強い柔道と技のキレ、そして試合勘、勝負強さ、気持ちの強さ。どれを見ても惚れ惚れしますlovely そしてそんな強いH本選手に、堂々と組み合い力強く立ち向かって行った川口道場の4年生たちの強さsign01 どちらも素晴らしいと心から賞賛を送りたいですhappy02 これが小学生たちの柔道かと本当に驚かされました。同時に、うちの4年生も必ずこの争いの輪に加わってスリリングな柔道を行ってもらいたいと願わずにはおられません。きっと出来るはずですからgood 

 

 

 

 

 

 

 

 

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