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2012年11月23日 (金)

感謝の気持ちを新たに

   つい先日のこと、福井市風巻町、旧清水町にある清水中学校に救急講習会に伺う機会がありました。対象は2年生。「守ろう命の講座」と題し、市内の中学2年生を対象に行っている事業です。自分もこれまで、たくさんの中学校にお邪魔してきました。しかし今回の清水中学校は自分の母校。しかも講習会の会場は柔道場でした。自分がこの道場を青春の舞台としていたのは、じつに今から25年前coldsweats01   懐かしい場所で、思いもひとしおです。自分が当時、担任をしていただいた恩師が現在教頭でいました。やばいやばいcoldsweats01

 
   実は講習会当日までドキドキしてました。何とも言えないソワソワ感。そして迎えた当日。意を決して道場に足を踏み入れてみると、当時とまるで変わらぬ風景。試合場1枚分の道場。あのクサイ柔道ならではの臭い。しんどかったトレーニング用品。無造作にハンガーに掛けられている道衣。畳に貼られたガムテープまで、当時と同じ場所だったように思えてきました。まるで変わらない当時のままの柔道場。そして蘇ってくるあの時の辛い辛い思い出shock   40kg程度の超軽量だった自分の姿。先輩達に投げられ倒され、そして締め落とされ続けた地獄の日々crying   でも試合に負けてばかりで悔しくて、何とかして勝ちたくて考えついた戦法。組んだら負けるんだから、組まずに勝てば良いキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!   そしてたどり着いたドツボsign03   
 
   いやぁ〜、本当に懐かしく嫌な思い出ですcoldsweats01   かつては柔道が大嫌いで、あんな嫌な思い出しかない中学校の道場なんて、近づきたくもなかった。思い出したくもなかった。でも、先日その嫌な思い出しかない道場に入った時、不思議とあんなに嫌ってたイメージがあまりなかったんですよね。もちろん、仕事だから、というのもあると思います。しかしよくよく考えると、、、、、
 
   あの中学時代の、あの辛い経験ばかりの柔道をやっていなければ、今の自分はないんじゃないかと。我が子達に柔道を習わせることもなかっただろうし、今こうしてスポ少の子供達と柔道を楽しむ自分もいなかっただろうし、まして、こうしてブログなんか書いている自分もいなかった訳で。中学時代のあの嫌な思い出に縛られ、それからかなりの年月にわたり、柔道が大嫌いだった自分。人生の中で一番ムダな時間を過ごしてしまったとさえ思っていた3年間。しかし、人生にムダなことなど一つもないのだと改めて気付かせてくれた25年振りの道場。先日、この道場に入った時、不思議と感謝の気持ちしか出てきませんでした。
 
   今のスポ少の子供達に、「人生にムダなことなど一つもないんだよ。今はムダだと思っていることも、後々必ず意味が出てくる日が来るよ」なんて言っても、気持ちは伝わらないと思います。だって自分も、25年経ってようやくわかったんですからcoldsweats01
 
   今はただ、今の自分を作ってくれた道場に、感謝の気持ちしかありません。自分を柔道に誘ってくれた仲間、厳しい指導をして下さった先生、先輩達、道場、本当にありがとうございます。自分はあの中学時代、柔道に関われたお陰で、今こうして楽しい時間を過ごせています。
 
 
   講習会の休憩時間、何人かの男子中学生が、仲間同士ふざけて袈裟固めなんかを決めてじゃれあっている姿を見かけ、「柔道部か?」なんて訪ねてみると、
 
   「いえ、違います。」と返事が。「へぇ。にしては良い袈裟固めやの」と返すと、体育の選択授業で習ったとの事。日本の誇るべき武道である柔道、特別に部活に入らなくても、こうして根付いていることに嬉しさを感じました。柔道は、まさに日本が世界に誇るべき武道であり、日本人が日本人たる所以の精神が、そこにはあります。
 
   今、少年柔道で柔道を志している子供達だけではなく、国民みんなが等しく持っているであろう日本人としての誇り、愛国心。大切にして行きたい。そして、このブログを見てくださっている少年柔道の子ども達にこれだけは伝えたい。柔道を通じ、すべてのことへの感謝の気持ち、大切な仲間達との絆、そして日本という素晴らしい国、そこに住む国民を大切にして欲しい。そして何より柔道を志して、夢中で頑張っている自分を好きになって欲しい。今は分からなくていいです。何年後か、何十年後か、今頑張っている自分が大好きだと思える日は必ずきます。負けてばかりで嫌な思い出しかなくても、きっと良かったと思う日は必ずきます。それだけは身を持って知った自分が保証します。
 
   柔道が自分に与えてくれたもの。感謝してもしきれないくらいの大切な友人達。ある先生が言ってました。柔道は人生を豊かにしてくれると。まさに今の自分の人生を豊かにしてくれているのは、原点となった中学時代の柔道だと感じました。これからは、ますますそんな柔道に対する感謝の気持ち、そして柔道を通じて関わった全ての方々への感謝の気持ちを新たにし、子供達と柔道を楽しんで行きたいと思いました。

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