合同練習会
平成24年1月29日(日)、福井県立武道館において合同練習会が開催されました 自分は所用により午後からの見学でしたが、到着すると県内からは金井学園ジュニアさん、柔整会さん、川口道場さん、丸岡スポ少、そして県外からもT来道場さんが参加されているようでした
この日も大変寒い1日となりましたが、たくさんの子供たちが元気に練習を行っていました
丸岡スポ少からは、やはり体調不良者が多く10名程度の少ない参加でした
それでも参加した選手たちは、元気一杯(
)練習していたと思います。
午後からの見学では、T来道場さんは帰られたようでしたが、残りのチームで最初に打ち込みを行い、その後は乱取り・元立ちを行っていました
乱取り稽古では、さすがは県内でも有数の強豪チームが揃っての乱取り稽古でしたので、丸岡の子も必死になって立ち向かっていました こういう強豪選手が集う合同練習では、投げられても投げられても、それでも何とか立ち向かっていける強い気持ちが試されます
また、投げられることを恐れずに自分の技を掛けに行ける精神力も必要です。まだそういう合同練習の経験も比較的少ないS真などは、そういう意味でとても良い経験をしていたのだろうと思います
S真としては、今回の合同練習で周りの選手の強さに凹むことも多々あったかもしれませんが
最初はどの子もみんな同じだったと思います。今の丸岡の高学年の選手たちも、最初は同じように他の道場の選手たちにガンガン投げられ、そしてだんだん力をつけてきたのは間違いないことです。数年前から、同じ団内でAゆむとの居残り練習で毎回毎回ベソをかきながら何度も何度も投げられ、それでも何とか練習していた泉弥の姿が、今のS真やY生達の姿とかぶって思わず懐かしくも可笑しくも感じてしまいます
みんなが通る道を、今彼らも通っているんだろうな・・・
自分は3兄妹にも小さい頃からよく言ってきたことですが、投げられることは決して恥ずかしいことじゃないし、ダメなことでもないと思っています。大切だと思うのは、「投げられたくない」と思うことではなく「投げたい」と思うことだと思います。何度も投げられて、そして次は投げられたくないと逃げたり守ったりしてしまっては、ますます相手の思うつぼにはまります どんどんその弱みをつかれます
もし仮に、それで投げられる回数は減らすことが出来たとしても、代わりに永久に相手を投げることは出来なくなってしまいますから
また、そういう投げられない練習をしていては、普段道場の練習で技を磨く練習をしている意味がなくなってしまいますし
当団のクリリン会長も前々回の記事のコメントの中でこうおっしゃっています。
宝くじは買わなきゃ当たらない。
試合は出なきゃ勝てはしない。
技は掛けなきゃ掛からない。
同感です 何百回投げられても1回何としても投げ返してくる強い気持ちを作ることが大事だと思いますし、そういう気持ちを作っていくには今回のような強豪選手との合同練習はもってこいの練習だと思います
そういう強い気持ちをまずは作っていかなければ、技を磨いたり戦略を立てていく段階にたどり着かないと自分は思います。
こういう気持ちは、続いて行われた元立ち稽古ではテキメンに表れますね 強くなりたいとか、なかなか自分が勝てない相手に何とか一矢報いたいというような向上心が持てる子は、元立ちでは畳の外に帰ってくることなくどんどん自分で相手を捕まえに行くことが出来ます。この元立ち稽古は練習の中では一番そういう気持ちの部分がよく見える練習だと思います
自分も3兄妹と柔道に携わっていく中で経験があるのですが、なかなかこういう強い気持ちを作っていくのは大変なことです
まずは柔道が好きになることが一番の近道なのでしょうが、その子の性格の面もあり思うようにはいかないものです
第一、自分自身が中学時代に柔道が嫌いになって辞めてしまったものですから
子供に偉そうに言える立場にはないのですが
ただ、これだけは思うのですが、どんなことでも同じだと思うのですが、物事は一生懸命にならなければ絶対に面白くならないのだと思います。自分にはそういう一生懸命さが足りなかったから嫌いになってしまったのだろうと・・・それだけは思います。
余談はさておき、今回、合同練習に参加せていただき、関係者の皆様、本当にありがとうございました
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