« 6年生達との思い出(3) | トップページ | 美希弥の6年間 »

2011年3月25日 (金)

広がる「できますゼッケン」の輪

 震災について、これまでこのブログでもいくつかの記事で自分なりの体験や思いを書いてきましたが、今回で一応の区切りとしたく、この話の最後に、いよいよ派遣の始まった民間ボランティアについての心温まる試みについて書いてみたいと思いますhappy01 それにしても震災から2週間が経ちましたが、あの惨状を見て、早や民間ボランティアの話をブログにて書くことが出来るとはsign02 震災当時は思いもしなかったことでsweat01 被災地の方々にしてみれば、それは長い2週間であったことは当たり前のことですが、仮設住宅の建設や民間ボランティアの話を耳にすると、あの酷い状態からよく復旧作業へと進んでいるなぁという実感も持てます。日本は本当にたくましい国だと改めて感じさせてくれますconfident 

 

 しかし、僕が記事を書いている時点で1万人近くの死者、1万2千人以上の行方不明者、さらに20万人余の人々が避難生活を送られているという現実を見ると、改めて今回の震災の凄惨さが身に染みます。未だ人命検索活動と復旧活動が同時進行で行われている今、今後更なる死者・行方不明者の増加・避難生活の長期化が予想されることから、いよいよ民間ボランティアの方々のお力が威力を発揮する段階に差し掛かってきていると感じますthink

 

 そんな中、福井県でも先日、民間ボランティアの第1陣として、8名の専門技術を身に付けていらっしゃる方々が、現地の要請に基づき福井県を出発されましたsign01 ニュース等でご存知の方も多いはずです。このボランティアの方々が、ニュースなどの映像で映された際、胸にカラフルなゼッケンを掲示されていたのに気付かれた方はいませんか?今、全国的に、この民間ボランティアの方々がカラフルなゼッケンを掲示してボランティア活動を行う運動が広まってきていますhappy01 このゼッケン、名前を

 

 「できますゼッケン」

 

 と言い、ある団体の方々が考案し、東日本大震災のボランティア活動をされる方々に推奨を始めた試みなのですwink ある団体とは、阪神大震災を経験された神戸市民らがつくる「デザイン都市・神戸推進会議」の方々sign01 阪神大震災のときに、避難所等で実際にボランティア活動を経験された方々が、その教訓として考案したアイディアで、ゼッケンは

 

 赤・青・緑・黄

 

 の4色に区分けされ、色毎に、

 

 赤 = 医療・介護

 青 = 言葉(手話・外国語通訳等)

 緑 = 生活支援(子守り・)

 黄 = 専門技術(土木・建築など多種)

 

 という風に分けられ、さらに赤いゼッケンには、医療なら「医師」「看護士」「マッサージ」、介護なら「介護士」「ケアマネ」などと詳しく書いておきます。

 

Zekken_4_2

 

 

 僕はこの話を聞いたとき、本当に素晴らしいアイディアに思わず感心しましたsign01 さすがは大きな震災を経験された神戸の方々は凄いです。そして自分達の悲しく辛い経験を、今度は同じ苦しみを味わっている東日本の方々のために役に立てようとされているconfident これぞ助け合いの精神の真髄ではないでしょうかshine 日本人の優しさ、勤勉さ、そして優秀さが滲み出た今世紀最大のアイディアだと・・・大げさですが思いましたhappy01

 

 このゼッケン、被災された方々が今、本当に必要としている支援を分かりやすく受けられる、その結果、ボランティアの力が最大限に生かされるといったメリットがあり、その他にも、逆にボランティアをする側にとってみても、自分の持つ特技や能力を知ってもらい有効に働けるという点、また、自らが本当に必要とされている人間だということを知ることになり、ますますボランティア活動に力が入り「やりがい」が出てくるといった利点があり、僕はどちらの側にとっても素晴らしいアイディアだと感じました。

 

 福井県第1陣のボランティアの方々も、このゼッケンに自分の得意分野を記入して、それを胸に掲示して出発式を迎えられていましたhappy01 皆さん、情報をしっかり的確に入手され、真剣に被災地の方々のために頑張ろうとなされている姿に、本当に感動を覚えました。

 

 あの大きな被害をもたらした阪神大震災・・・そのときに一番被災者の役に立ち、力を与えてくれたのは行政「公助」ではなく、民間ボランティアや被災者同士の横の繋がり、「共助」であったことは言うまでもありませんからねsign01

 

 このアイディア・試みが全国に広がり、被災地の方々にとって本当に助けとなるボランティア活動の助けになることを心から願っていますgood これだけ温かい心をもった方々がたくさんいらっしゃることを知れば、被災地の方も本当に心強いでしょうし、今はこのような専門分野だけでしょうが、いずれは、

 

 「話し相手」  「散髪屋」  「肩たたき」

 「遊び相手」  「家庭教師」  「歌」

 「調理師」  「栄養士」

 

 なんていう得意分野の方々も出てくるかもしれませんねwink 

 

 

 ボランティアに参加しようとお考えの皆さん、以下のサイトからゼッケンをダウンロードして使用することが出来ます。また、このアイディアを考案された「デザイン都市・神戸推進会議」の方々の温かいメッセージも掲載されておりますので、是非一度ご覧くださいhappy01

 

http://issueplusdesign.jp/dekimasu/

|
|

« 6年生達との思い出(3) | トップページ | 美希弥の6年間 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

はじめましてデザイン都市神戸推進会議(神戸市)本田と申します。今回はできますゼッケン使って頂きありがとうございます。
是非、その時の様子の写真や、
その後の状況を教えて頂けますでしょうか。

投稿: デザイン都市神戸推進会議(神戸市)本田 | 2011年4月 4日 (月) 21時26分

「できますゼッケン事務局」の筧と申します。福井県発の民間ボランティアで「できますゼッケン」使用していただいているとのこと、本当に嬉しいです。
私は福井市出身でして、是非福井でどのように使われたかの情報を手に入れたいと思っております。放映されたテレビやボランティアの取りまとめ元などを教えていただくことは可能でしょうか。よろしくお願いいたします。

投稿: できますゼッケン事務局 筧 | 2011年4月 5日 (火) 09時23分

デザイン都市神戸推進会議のみなさま、できますゼッケン事務局のみなさま、コメントありがとうございます!

みなさまのご活動、大変興味深かく感銘を受けました。これからの更なるご活躍を願っております。

しかしながら、残念ながら私はテレビで初めてできますゼッケンを目にし、そこで初めてこの取り組みを知った次第で、ボランティアのことやボランティアの方々がゼッケンを付けていらっしゃった経緯などは全く存じません。お役に立てずに申し訳ありません。ただ、私も被災地を実際に目にし、微力ながら活動させていただいた一人として、被災地の一日も早い復興と、デザイン都市神戸推進会議のみなさまのような温かい支援の輪が広がりますことを、心よりお祈りいたしております。

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2011年4月 5日 (火) 19時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/509209/39366056

この記事へのトラックバック一覧です: 広がる「できますゼッケン」の輪:

» デザイン都市神戸推進会議 できますゼッケン [トリックスター]
広がる「できますゼッケン」の輪: 丸岡柔道スポ少応援日記 ある団体とは、阪神大震災を経験された神戸市民らがつくる「デザイン都市・神戸推進会議」の方々 sign01 阪神大震災のときに、避難所等で実際にボランティア活動を経験された方々が、その教訓として考案したアイディアで、ゼッケンは. 赤・青・緑・黄 ... 【Yahoo!2011年3月25日】急上昇ワードランキン - 過去のgoo, Yahoo ... 妻で女優の坂井真紀が第1子の妊娠を報告 7位 ドラゴン高山 芸人。所属するコント集... [続きを読む]

受信: 2011年3月26日 (土) 00時07分

« 6年生達との思い出(3) | トップページ | 美希弥の6年間 »