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2010年7月 9日 (金)

初心に戻り・・・

 先日のこと、夜中に何気なくテレビを見ていると・・・

 

 ニュース番組の中で、某県の柔道教室で小学1年生の男の子が練習中に頭を打って亡くなるというニュースが流れていました・・・。僕はそれを聞いて本当に驚きました。

 

 まずは不幸にもこのような事故に見舞われ、お亡くなりになられたお子さまのご冥福を心からお祈りするとともに、ご家族のご心痛を察し心からお悔やみ申し上げます。

 

 ニュースの中では詳しい状況はほとんど伝えられていなかったので、どういう状況だったのかは全く分かりませんが、乱取り中に投げられ頭を打ったとのことでした。このような事故は、どのような理由であれ決して起こってはならないことであることはもちろんのことですが、子供に柔道を習わせている私たちにとっても決して人ごとでは済まされないことだと思います。

 

 僕はそのことをニュースで知った翌日、美希弥を呼んでこんな話をしました。いつもやっている準備体操のことについての話です。

 

 「準備体操で行うすべての運動には、それぞれにちゃんとした意味があって行っているんだから、決してふざけたり適当にしたりしたらダメやよ。まずは準備体操をしっかりしないと怪我もするし、肩ブッリジ・頭(前後)ブリッジとかも自分の身を守るための大切な運動なんやよ。それから特に受身の練習はしっかりしなさい。これがしっかり出来ていないと、強くなれないだけじゃなくて大きな怪我にもつながるんやからな。準備体操や補強運動は、柔道で強くなるために必要な練習というのはもちろんだけど、一番大切な競技者の体を守るための大事な運動なんやぞ。準備体操から一生懸命に出来ない奴は、他の練習も一生懸命できんから絶対に強くなったりしないからな。」

 

 「それに自分はキャプテンなんやから、まわりのみんながしっかり出来ていなかったら、きちんと注意してやらせることも大事やよ。それが仲間の身を守ることにも繋がるんやから。もう一度そのことをしっかり頭に入れて練習しなさい。」

 

 というような趣旨の話をしました。柔道という厳しい武道をしている以上、怪我は付き物なのかもしれません。しかし、怪我や事故を防ぐ努力をしていた結果起こるのと、そうでないのとでは大きな違いがあると思います。子供たちの安全を守るのも、またそうした指導をしていくのも、先生方や父兄の大切な役割だと思います。勝利至上主義・・・とまでは言いませんが、勝敗ばかりに目が行くあまりに、子供たちの安全面や健康面にまで目が行き届かない時があるのは、僕にとっても大きく反省すべきところだと、今回改めて感じさせられました。僕はわが子らに、もう一度こうした準備体操や補強運動、乱取りまでの練習についての意味をよく言って聞かせました。

 

 「柔道」は、誰にでも親しみ楽しめる安全で楽しい、そして素晴らしい武道であることが第一の前提だと思います。また、このように素晴らしい日本の国技たる柔道を通し、社会に大きく貢献できる人材の育成、心の教育も大切な役割だと思います。ならばその目的を達するためにも、僕自身がもう一度子供の安全面や健康面にいっそう気を配って、子供たちが思いっきり柔道で頑張れるよう気をつけていかなければならないと思いました。

 

 少年柔道を楽しく面白く、そして熱くなって見ることが出来るのも、また、子供たちが元気に明るく激しく柔道が出来るのも、全てはこうした「安全」というものに裏づけされた武道であるからこそだと思います。柔道関係者の方々にはもう一度初心に戻り、子供たちがますます柔道で頑張っていけるよう、これからも子供たちの安全には十分のケアをお願いしたいものです。もちろん少年規定も踏まえてですが・・・。

 

 

 

 

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