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2009年3月26日 (木)

2本持つ柔道!(2)

 前回の続きのお話ですhappy01 そうです、セコい柔道のお話ですcoldsweats01

 

 中学時代、体格が極端に小さくセンスも根性もゼロの僕が、負けないために・・・レギュラーになりたいがために取り入れたスタイルは・・・

 

 「変則柔道」ともいうべき代物でしたdespair 

 

 「足取り小内」「跳ね巻き込み」「袖釣り込み腰」といった技に始まり・・・1年の時に練習してきた「背負い投げ」は、苦しくなった時の掛け逃げ用sign01 いつの間にか両袖を持つ柔道に成り下がっていましたshock それでも最初の頃は右背負いをエサに左の袖釣り込み腰は、結構有効だったような気がします。しかしどの技も、結局は投げる気のないその場しのぎの付け焼刃・・・何一つ自分のモノには出来ていなかったのですcrying 捨て身技も、捨て身といいつつ結構安全にいける技だったんですよねぇ、相手の正面向かなくて良いですし・・・coldsweats01 美希弥の横向き大外を怒れませんdanger

 

 当然の如くそんな柔道はすぐに通用しなくなってきましたthink 特に団体戦などでは、体格差のある相手との試合も多かったのですが、まずは全くダメでしたsweat02 中学では試合時間も長く、偽装攻撃だけで逃げ切れるほど甘くはありませんdanger 必ず捕まりますsign01 体格差があれば尚更ですthink 袖も、そう思い通りに両袖なんて取れませんpaper 取ってもすぐに切られます。相手に奥襟を持たれれば、頭が下がって何も出来ませんwobbly 

 

 これが同じ体格同士の戦いでも悪影響を及ぼし、全く勝てない時期が再び訪れましたcrying 掛ける気のない背負いだけでは、足取り小内も効き目なしsign03 逆に派手に返される始末ですcoldsweats01

 

 やはり自分が気持ちを強く持って「取りに」行かないと全然ダメですねsweat02

 

 今思えば当然の結果ですよねcoldsweats01 全く持てないんですよcoldsweats02 全く得意な形に出来ませんでした。そして僕は、2本持った時の柔道を全く知りませんでしたthink だから何も出来ないんですよねweep 襟と袖を持っても・・・sweat02 意味のない足技はことごとく返しの餌食になり、まさに悪循環shock この「2本持った時の柔道を知らない」というのが一番の問題点ですねsweat02

 

 この時点で僕の柔道は八方塞り。終わりました。何もないんですよ。次がgawk 

 

 前回の話の中に出てきた「伸びシロ」が全く無くなっていたんですよねsweat02 こうして辛い3年間の柔道生活は幕を閉じましたcoldsweats01 辛い・困難なチャレンジから逃げ出し、楽な方へと走っていった酬いですから、当然といえば当然ですが・・・coldsweats01 次へのチャレンジというような気力もありませんでした。とにかく柔道が嫌で、辞めたかったです。

 

 最初は、勝ちたいsign03 という気持ちだったはずが、「負けないように」というマイナスな気持ちになっていて、それが裏目に出た結果でした。

 

 

 

 こういう経験をした中学時代、今思えば情けない限りですがcoldsweats01 そのおかげで今になって、2本持つ柔道の大切さは身に染みて分かるようになった気もします。そしてこの難しい「2本持って勝負する柔道」への挑戦も、気持ちの部分が大きいと感じますし、この「心」の部分の成長も、柔道が強くなっていく上で大切な事だと感じてなりませんthink 

 

 2本持つ柔道のスタイルと、それを支える強靭な精神力があってこそ、勝つためのいろいろな方法も生きてきますし、壁にぶつかった時に「次」が生れてくるものだとつくづく感じますsign03 一つの「芯」になる技をしっかり正しく学び、それを活かすために次へと繋がっていく・・・

 

 そんな柔道は、2本持つ柔道からしか生れるはずもありません。

 

 僕と同じ中学の同級で、柔道をしていた仲間のうち・・・高校に入っても柔道を続けたヤツは、僕の知っている限り1人だけですsweat02 5人のうち1人ですsweat01 みんな自分の柔道に行き詰ったのかもしれませんが、何より柔道を楽しいと思ってやっていたヤツはいなかったように思いますshock

 

 僕は3兄妹に、もし柔道を続けていくならこのような柔道で行き詰ってほしくありませんthink もちろん勝つことも重要ですが、壁にぶち当たった時にこそ、次へ次へとチャレンジしていける下地をしっかり作ってほしいという思いがあります。何より、続けていく上で一番大切なのは「好き」という気持ちだとも、今は思いますsign03 これも全て、自分の苦い経験から来ているのかも知れませんcoldsweats01 

 

 

 最後にもう一つ・・・・・

 

 体格は非常に重要ですが、体格が小さいことを言い訳にして欲しくありません。僕のように・・・coldsweats01 体格が小さいから・・・それだけではないはずです。そして逆に、体格の大きい者は体格にだけ頼った柔道になってほしくありません。

 

 随分、情けない経歴の持ち主が偉そうな事を書きましたが・・・coldsweats01 収拾がつかなくなってきましたのでこの辺で・・・bleah 前回も書きましたが・・・あくまで僕個人の思いですので、あしからず。

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コメント

誰もが『勝ちたい』『負けたくない』と思いますよねcoldsweats01 当たり前だと思います。(私だってそうです+ラクしたいcoldsweats02
でも、相手と正面から向き合い、2本持ち、『強くなりたい』(いろいろな意味で)と思えるように手助けしたいですねcatface 
子供達には、千円走り放題の高速道路rvcarのような道を走らせられませんが・・・でも、それが【柔道】だと思います。
一般道・山道・未舗装道・ケモノ道をrunテクテク歩いていきましょう。
目的地には近づいていくと思います。(たぶん・・・coldsweats01

投稿: クリリン会長 | 2009年3月27日 (金) 10時02分

2本持つ柔道は川口道場でも第一テーマとしてとりくんでいる事です。
とはいえ少年のうちはどうしても組み合ったとき体の大きな子が有利だと思います。
だから体の小さなものは組み合わない戦法で勝負した方が勝てるとおもいます。しかし、成長期を向かえていないのに、勝負にこだわり過ぎてしまい組み合わない戦法をベースに体や動きを鍛えてしまうと成長期を向かえたとき、大きな弊害となってしまうかもしれません。
日記にもありましたが試合時間の延長や試合者の技術の向上により、必ずどこかで組合うときをむかえます。
組み合わない柔道で鍛えてきた動きが、成長期を向かえて、組み合ったときに組んだときの柔道を行えず、また1から組んだときの柔道を鍛えていかなくてはいけないかもしれません。

それならば、組み合う柔道をベースに取り組んで体の力や動きを鍛えて成長期を向かえたとき、組み合わない相手に対して片手の技や戦法を身に付けるといった枝を付けていったほうが良いと思います。
何より『組み合わない』といった後ろ向きな姿勢でなく『組みに行く』といった前向きな姿勢で柔道に取り組んでもらい、堂々と真っ向勝負できる柔道家になっていってもらいたいです。でも、負けても良いから組みに行くといった気持ちではなく、体が小さくても組みに行って勝つという強い気持ちを持っているカッコいい柔道家になってくれるよう育てていきたいです。

なんかすみません、だんだん熱く盛り上がってしまい長々と長文になってしまいました。すみませんでした。m(__)m

投稿: 赤ペン | 2009年3月27日 (金) 13時01分

クリリン会長、ありがとうございます!そうですねhappy01 僕も最初はそういう気持ちだったと思います。「強さ」の意味を履き違えていたのだろうと思います。
子供達に千円乗り放題の高速道路は乗せられませんdanger なので、対象外の首都高や阪神高速に乗って最終目的地へ向かっていってほしいと思います!ただし、首都高に入るまでは下道オンリーで行ってもらいますがsmile 
高速道路は、一旦事故(挫折)が起きた時は大事故につながり復活が困難ですし、忘れ物をしても途中で引き返すことも難しいです。会長のおっしゃるように一般道などをテクテク歩いていれば、事故にあっても復活は可能ですよね。しかも必ず前に進めます。忘れ物をしても戻ることも可能です。
最初はしっかり下地をつくっていって、万全の体勢を作ってから最終的にはゴールへむかって首都高を突っ走ってもらいたいものですhappy01

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2009年3月28日 (土) 13時38分

赤ペン先生、温かいコメントありがとうございます!
僕は今でも、小さい者は圧倒的に不利だし大きい者に勝つ(2本持つ柔道で一本を取る)には相当の努力と強さがないと無理だと思っています。これは正直な気持ちです。でも、絶対無理だと思っていた中学時代とは違います。挑戦することは重要なことだと思いますし、挑戦するからには可能性もあると、今は信じています。

「カッコいい柔道家」・・・・

この先生の言葉が全てを表しているような気がします。もちろん先生方のテーマになっているような素晴らしい柔道で勝つことも重要ですが、このような勝負が出来る「カッコいい柔道家」に育ってくれることがもっと重要だと思います!

優弥自身、先生方や親・仲間・会場のみなさんなどに素晴らしいと褒められるような、そんな柔道をした時は何より嬉しかったはずだし、自分自身が気分爽快な試合なんだろうと思います。それがどういう柔道なのかも少しずつ分かってくれてきていると思います。

大きい選手も小さい選手も、みんなで「カッコいい柔道」を目指して、「柔道王国 丸岡」設立に向けご指導をよろしくお願いします!!

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2009年3月28日 (土) 13時52分

ずーと疑問に思っていたのですが、小学生で『組合わない柔道』に『組みに行く柔道』は勝てないのでしょうか?
「カッコいい柔道」では、勝てないのでしょうか?
しっかり二本組んで、つかまえてやっつけちゃいませうよ!
選手も勝利も逃しちゃダメダメ!
何のために毎日転がっているのですか?
全国に行きませう。日々精進。

投稿: ちょっとすみません | 2009年3月28日 (土) 19時46分

ちょっとすみませんさん、コメントありがとうございます!温かいお言葉、本当にその通りだと思います。今の小学生の柔道は、僕は本当に驚くぐらいレベルが高いと感じます。いろんなタイプの柔道があり、いろんなスタイルの柔道を見せてもらいました。

どのチームの子供たちも、それぞれのチームの先生方に教えていただいている柔道で、一生懸命勝利を目指して頑張っていると思います。

丸岡スポ少の子供たちも、先生方に教えていただいている柔道を信じて頑張っています!そしてそれが『カッコいい柔道』だと、僕は思っています!!
ちょっとすみませんさんのコメントに応えるためにも、これからも2本持つ柔道で一本勝ちを目指して頑張って欲しいです。

僕は挫折を味わいましたので、決して偉そうに言えませんが、でも今は、『組みに行く柔道』で『組み合わない柔道』に勝てると信じています。僕は中学時代、『組み合わない柔道』でしたが、『組みに行く柔道』に勝てませんでしたから!

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2009年3月29日 (日) 11時49分

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