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2008年10月18日 (土)

柔道の精神(1)

 丸岡スポ少では今週1週間を練習お休みとしており、子供たちも心身ともにリフレッシュしていることと思います。僕もその間、当然書くことがなくなってくるのでブログ更新をサボりながらリフレッシュをしようと思っていましたが、いかんせん柔道バカ家族なもので・・・coldsweats01 柔道の事を考えないでおこうと思っていても、やはり気を抜くと考えているのは柔道のことばかり・・・shock どうにもなりません・・・・・・・・sweat02

 ということで、僕も休みの間に、日頃柔道のことで気になっていることを、日本代表選手や有名な先生方のブログを見ながら考えたりして過ごしていました。その中でいくつか心に残った言葉や有名選手達が教えてくれる「柔道の精神」みたいなものを見つけましたので紹介したいと思います。

 

 まず第1回目は、僕自身が格好良いと憧れる存在の、そして優弥も憧れている古賀稔彦先生の言葉の紹介ですhappy01 古賀先生が、先に行われた北京オリンピックでの日本柔道の結果を見て、あるスポーツ紙のインタビューに答えていた内容の中で、とても興味深い言葉をおっしゃっておられました。インタビューの中の、

 「今大会の日本勢は、思ったような結果を残すことが出来ませんでした。今後、日本柔道に求められるものは何だとお考えですか?」

 との質問に、古賀先生はこう答えていました。

 「柔道は勝てればいいというわけではないと思うんです。勝利だけにこだわった選手は結果的に負けています。日本柔道は、やはり一本勝ち(一本柔道)が基本で、それが自ずと自分を極めていくことにもなります。体格や体力は外国の選手に劣っていても、一本勝ちを意識する柔道を続けることで、妥協を失くし、ものごとの本質も見据えることができます。それが柔道の醍醐味だと思いますし、観客も感動し、自信にもつながる。自分の技や柔道の心を極め、結果を出していく『一本の美学』がこれからますます求められると思います。

 (古賀先生のホームページに掲載されているインタビュー記事を抜粋)

 

 この言葉通り、古賀先生は現役時代、多くの観客を魅了する素晴らしい技で1本を取ってきました。先生の投げは『古賀投げ』と評されるほど、誰にも真似できないような1本背負いや背負投げを見せてくれましたよねshine この古賀選手の柔道に、日本中の誰もが感動し喝采を送ったはずです。

 また、全日本女子のコーチを務めていた時も、オリンピックをオール1本勝ちで2連覇した谷本歩実選手というこれまた素晴らしい1本柔道を見せてくれる選手をコーチングしたことからも、先生の1本柔道に対する思いの真っ直ぐさが伺えます。

 

 昨今、少年柔道のレベルが格段に上がっていき、1本どころかなかなか組むことさえ難しくなっている現状は、古賀塾の師範をされている先生も良くご存知だと思います。レベルの違いこそありますが、上に行けば行くほどその傾向は強くなってきているような感じなのですかね・・・coldsweats01 しかし、それでもなおかつ自信を持って『一本の美学』が求められる、とおっしゃっているあたりは、とても古賀先生らしいなと感じましたし、どうしようもない・・・という中で、それでもしっかり1本を取りに行くことへのチャレンジが大切なのだと感じましたsign03

 古賀先生は言葉の中で、「勝つことが全てではない」とか、「妥協を失くし、物事の本質を見据えるのが柔道の醍醐味」ということをおっしゃっておられます。この言葉、私達の周りにいる丸岡の2つの道場(丸岡スポ少とK道場)の先生方や、当ブログにコメントを下さっているTスポ少・Eスポ少の先生からも同じような言葉をよくお聞きしますよねhappy01 

 柔道(少年柔道も含む)に対し真剣に向き合っている先生方の言葉と、世界を制した先生の言葉が同じなのです。ということは、これがやはり「柔道の精神」として大切な事なんだと、今回改めて感じることが出来ましたし、見ている側の私達もそのような精神の下、精一杯頑張っている選手や子供たちを見るからこそ、面白いし感動するし、ますます「少年柔道中毒」にはまっていくのかな、と思います。

 古賀先生は、インタビューの最後にこのような事もおっしゃっていました。

 「4年に一度の五輪は、選手みんなが必死になって戦っています。今回は、柔道のみならず、さまざまな競技の『真剣勝負』をじっくり観ることができてとても感動しました。やはり、真剣であるということは美しいですね。日常において、どれだけ真剣なことがあるかと想像して も、そんなにないと思います。たいていは、『まあこれでいいや』とか、『だいたいで』などがほとんどです。そんな中、一歩外から五輪を観ると、改めて真剣勝負の素晴らしさを実感することができました。真剣だから共感できる、応援したくなる。一瞬一瞬の息づかいに心が引き込まれました。今後、私も子供達への指導にも『真剣さ』と『感動』を忘れずに打ち込んでいきたいですね

 (同じく、HP掲載文から抜粋)

 

 さて、明日の日曜日は、丸岡スポ少にとっては久しぶりの合同練習ですsign03 先生方の言葉を思い出しながら、また違った見方で子供たちの頑張る様子を楽しんでみたいと思いますhappy01 

 

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

少年柔道中毒・・・私もかなりの重症です。
裕さんもかなり重症ですね。
柔道の修行に終わりなし。人生においても同じだと思います。常に勉強です。裕さんのブログを見ることも私にとっては勉強です。
裕さんも、柔道着をきて柔道されているのですか?もしされていないのでしたらお節介かもしれませんが子供達と汗を流してみるともっと中毒がひどくなるかもしれませんよ。
余計なこと書いてすいません。
今後共、勉強させていただきます。

投稿: カニーマン | 2008年10月18日 (土) 17時57分

カニーマン先生、ありがとうございます!
僕は残念ながら、今の所子供の前では道衣に袖は通していませんsweat02中学の時の、あの負け続けた嫌な思い出が蘇りそうで……sweat02でも、最近はみなさんのお誘いもあり、少しその気になってきましたcoldsweats01もしかしたら、近いうちに3兄妹と柔道で汗を流すようになっているかも…coldsweats01でも、職場の柔道部には強制入部させられていますので、その話題はまた後日…coldsweats01
僕は中学の時、あれほど嫌で仕方なかった柔道に、今これほどハマッてしまうとは思ってもいませんでしたsweat02不思議なものですねconfident

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2008年10月19日 (日) 08時16分

あの負け続けた嫌な思い出が蘇りそうで……
柔道は勝ち負けではなく・・・
ちがいますか?
きっと、柔道をすることによって子供さんにも、ちょっと違ったアドバイスもできるのでは・・・
何にせよ、裕さん位の柔道中毒にかかっている人が・・・もったいないですよ。happy01
子供は、親の背中を見て育つ。僕が子供だったら最高の背中だと思います。
今回もでしゃばってすいません。
あまりにも、いつものブログが素晴らしいのでつい・・・・

投稿: カニーマン | 2008年10月19日 (日) 09時36分

確かにその通り!僕も子供には「勝ち負けじゃないんやぞ!」と言っておきながらsweat02 自分の中学時代を思い出すと……勝ち負けしか考えてなかったですよcrying 負けたくないから頭も下がるし腰も引ける…技の入りも中途半端で踏み込めないsweat02sweat02 出した技は半分掛け逃げcryingcrying だから、今、壁に当たってもがいている3兄妹の気持ちもよくわかりますcoldsweats01
でも……「勝ちたい」と「負けたくない」は違いますよね
大人になって、子を持って初めて解りました。勝ち負けよりも大切なことがたくさんあるんですよね!

父の背中は現在、首を捻挫したシップだらけの情けない背中になっていますが…coldsweats01 また、子供らと柔道を始めることになったら、報告させて頂きますcoldsweats01


今日の3兄妹の、情けない合同練習を見て熱くなったせいかsweat02 つい長文になりましたがcrying

今日の感想はまたのblogでpaper

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2008年10月19日 (日) 21時30分

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