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2008年8月17日 (日)

残り8秒・・・

 いよいよお盆休みも終わりですね。皆さん良いお盆をお過ごしになられたことと思いますhappy01 ということで、北京オリンピックもいよいよ中盤から終盤に差し掛かってきました。柔道競技も全日程を終えましたhappy01

 日本人選手の結果は・・・というと、男子が金メダル2個女子が金メダル2個・銀メダル1個・銅メダル2個という結果でしたねhappy01 全体ではメダル7個と、過去最低の結果だということでしたが、メダルを獲得された選手の皆さん、本当におめでとうございましたsign03 また、惜しくもメダルには届かなかった選手の皆さんも、応援している僕達日本人に夢と感動を与える試合を見せてくれて、ありがとうございました。本当に良いオリンピックの柔道競技だったと思いますsign03

 

 男子の試合では、内柴選手のベテランらしい、そして日本柔道のお手本のような試合での金メダルに3兄妹も父も大喜びsign03 日本選手の金メダル第1号ということで、喜びも大きかったですよね。また、日本柔道最後の砦・・・石井選手の見事な1本柔道sign03 これには驚きましたcoldsweats02

 「おいおいsweat01 こんなに素晴らしい1本取る柔道が出来るんなら、最初からそうしてろよgawk」と、思わず突っ込みたくなるような素晴らしい金メダルでしたよねhappy01 やはり、彼は只者ではない大学生でした。決勝戦は慎重な試合運びでしたが、勝ちあがりは完璧な内容だったのではないでしょうか。解説の篠原先生も絶賛していましたhappy02

 しかし、男子柔道で最も驚いたのは鈴木桂治選手の試合でしたcoldsweats02 日本柔道界を、井上康生さんとともに引っ張ってきたエース鈴木選手のまさかの連続1本負け・・・crying 信じられない光景でしたよねcoldsweats02 試合後のコメントでも弱気なコメントが出ていたようで、少し淋しい気がしました。でも、彼は長い間日本のエースとして、たくさんの素晴らしい足技・内股を見せてきてくれましたhappy02 彼は1本を取る日本柔道を支えてきた名選手だと思います。今後の動向に注目したいと思います。

 

 そして今大会は、女子の活躍が目立った大会だったように思いました。

 谷本選手の1本取る柔道は本当に素晴らしかったですsign03 また、アテネオリンピックからの、オリンピック連続1本勝ちの記録も伸ばしましたよね。上野選手はベテランですが、ベテランらしい巧い柔道で連覇sign01 こんなことを言っては失礼ですがcoldsweats01 ある意味予想外の連覇でした。 

 そして、なんといっても女子柔道で最も輝いていたのが、塚田真希選手ではなかったでしょうかhappy01 まだ一度も勝ったことがない宿敵、中国のトウ・ブン選手に対して、積極的に前に出る柔道を見せてくれた塚田選手sign03 足技での有効ポイントをリードしたまま試合の終盤を迎えますが、それでも塚田選手は最後まで1本を取りにいく勢いで前に出続けましたshine 

 過去2度の世界選手権でまったく歯が立たず、完敗だった相手に対してビビルどころか果敢に攻めに行く姿は、本当に見る者に感動をくれましたsign03 最後も、後ろに下がってやられたのではなく、前に出てやられたのが素晴らしかったですね。彼女は柔道選手として、そして人間として、素晴らしい「心」を練習で手に入れたようです。

 残り8秒・・・・本人にとってみれば、本当に悔しい結果だったのでしょうが、それでも胸を張って表彰式に臨んでいる姿を見て、改めて柔道家としての素晴らしさを感じましたsign03 

 塚田選手はトウ・ブン選手に勝つため、そしてオリンピック連覇のため、血の滲むような努力をしてきたんだと思いますが、それでもたった8秒の差が埋まりませんでした・・・。これから先、この8秒を埋めるために更に4年間努力を続けることは、とてつもなく辛く長い道のりだと感じます。彼女が歩く、これからの4年間を思うと残酷すぎて、とても「ガンバレ」とは言えないものがあります。でも、彼女は本当に日本人に感動をくれましたし、見ている僕達に努力することの尊さを教えてくれましたshine

 彼女がこの先どうするかはわかりませんが、オリンピックでの試合は紛れもなく女子柔道No、1決定戦に相応しい試合だったと感じましたし、塚田選手もオリンピックチャンピオンとして相応しい選手だと思いましたsign03

 

 昔から言われていることですが、

 「銀」という字は、「金より良い」と書きます。また、「銅」という字は、「金と同じ」と書きます。

 勝負事である以上、そしてオリンピックという舞台に立つ以上、「金・銀・銅」と順番をつけられてしまいますが、選手一人ひとりが目標を持って努力してきた道はみな同じだと思います。そんな事を改めて感じた、オリンピック柔道競技でした。

 

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コメント

まきてぃ、最高だった!最後まで一本を取りに行くその姿勢は金メダルよりも大切で素晴らしい事を私たちに教えてくれました。これが「JUDO」ではなく「柔道」の精神だと僕は思います。もう一度言わせて下さい「最高!まきてぃ!」

投稿: HA◯E監督 | 2008年8月17日 (日) 22時33分

女子の金・銀メダル3人は、攻めてangry攻めてdashの優勝・準優勝。軽量級の3人は組み手争いに終始し、反則ポイントの争いの末の敗退。中澤選手は自分を見失っての敗退。スポ少の皆には何かを感じて欲しいです。
男子は残念な結果に終わりました。その中で、最後の砦、石井選手が苦しい戦いの末に優勝しました。裕さんの言うとおり、内股・大内とhappy01見事な切れ味でした。
『綺麗な一本勝ちがしたかったらart芸術家にでもなったらいい』などと、少年柔道指導者泣かせな事をweep言わないで、持ち味の素晴らしい華麗な技をもっともっと見せて欲しいです。
それと、会場内での『ハッスル・ハッスル』は・・・
さあ、水曜日から柔道再開です。張り切っていきましょうhappy02

投稿: クリリン会長 | 2008年8月18日 (月) 15時46分

訂正coldsweats01
『芸術家』ではなく『芸術性を追求するなら、採点競技をすればいい』でした。
意味がかなり違いますね。石井選手。すみません。

投稿: クリリン会長 | 2008年8月18日 (月) 16時14分

HA○E監督、クリリン会長、コメント有難うございます!
僕は、一国民として、そして柔道ファンとして、塚田選手の試合にとても感動しました。他の日本人選手の素晴らしい試合も同じです。
今後、日本柔道がどうあるべきか・・・?という難しい問題は僕には分かりません。でも、だからこそ日本柔道には、今後も変わらず見ているものに感動を与えてくれるような試合を期待しますし、我が子にもそういう柔道を目指して欲しいと願います。
みんな同じだと思いますが、僕は塚田選手の銀メダルに感動したのではなく、彼女の姿勢・心に感動したのだと思います。
この「心」こそが、柔道の真髄だと信じたいし、我が子に柔道を習わせている一番の理由でもあります。

いよいよ今週から練習再開ですね。夏休みでだらけきった3兄妹を、ビシビシお願いします!!

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2008年8月19日 (火) 18時10分

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