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2008年2月13日 (水)

大会ベストバウト!

 前回のバットバウトに続き、今回は田中的ベストバウト!ベスト・・・というよりは、見ていて面白かった試合、という意味合いの方が強いかもしれませんが・・・。3試合の予定でしたが、クリリン会長のご要望もあり、そしてやはり絞りきるのが難しかったので、5試合ほど書いていきたいと思います!

 第5位  3年生の部 M紀(丸岡) 対 T階さん(鯖江)

 M紀の初戦の相手となったのが鯖江のT階さん。彼女は、小柄ながらキレの良い背負投げを武器にし、とてもスマートな柔道をする選手です!正直、初戦にしては厳しい対戦相手だと感じていました。R佳も、昨年末の高浜大会で涙を呑んだ相手です!しかし、しっかり組んで正々堂々の柔道をすれば、M紀なら問題なく勝てる相手だとも思っていました。いざ試合が始まると予想通り序盤は、T階さんの背負投げに、何度も危ない場面の見られたM紀でしたが、徐々に試合と相手の背負いにも慣れてきたようで、落ち着いた試合運びが出来ていました。最後は、相手の背負投げに怯むことなく、戻り際を大外で仕留めました!!1本勝ち!!まさに横綱柔道での1回戦突破となりました!ここはM紀の持ち味がしっかり出た試合になりましたね。まっすぐ相手に正対し、2本持って勝負する。この柔道が出来ているときのM紀は本当に強い!!強いM紀が見れました。・・・・言い忘れましたが、お父様、お母様、月曜は美味しいお弁当、本当にありがとうございました!!今までで一番美味いお弁当を食べることができました!!

 第4位  3年生の部 M徳(丸岡) 対 M前さん(柔整)

 最近のM徳は、本当に積極的な柔道が出来るようになってきました!!この急激な変化は、いったい何なのでしょう??と思わず首をひねりたくなるほど、素晴らしい勢いで成長していますね。月曜のこの試合も、そんなM徳の積極的な柔道で相手を圧倒しました!まずは開始早々から前に出て大外刈り、途中で止めなければ間違いなく1本級のタイミングでしたがチャンスを逃します。しかし、その後も攻め続け中盤で有効、そして後半にも技ありを奪い勝負あり!相手を全く寄せ付けない勝利でした。今年に入り、M徳の対外試合での勝率は、かなり高いのではないでしょうか?きっと少しずつ自信を持ってきたのかもしれませんね。見ている側としても、こういう積極的に技を仕掛けに行く柔道はハラハラドキドキの面白い試合ですよね!この調子で、丸岡3年女子軍団の一員としてまだまだ活躍していって欲しいと願っています!!

 第3位  6年生以下級 H鍋君(金井) 対 M谷君(県武)

 6年生以下級の準決勝戦。お互い多くの大会で、高い実績を持つ者同士の激突です!私の予想では、H鍋君が少し有利かな・・・という感じはしていたのですが、結果からいうとM谷君が有効一つを奪い優勢勝ち!予想は外れる結果となりました。しかし今大会で一番、お互いの魂をぶつけ合うような試合となっていました!!試合場は第1試合場だったため、私の場所から一番遠くて見にくい試合だったのですが、白熱の試合と周りの声援に、私も思わず釘付けとなってしまいました。H鍋君は本当に小柄ながらセンスは抜群!負けん気の強さも相当な感じがしますし、技の多彩さや正確さ、そして運動神経の良さがかなり印象に残っています。当然、うちの優弥も試合を参考にさせていただいている選手です。一方、M谷選手も、試合を見た回数は少ないのですが、H鍋君に負けないぐらい負けん気の強そうな子で、柔道の試合や技にも、その性格が滲み出ているような選手ですね。もちろん、技のキレも抜群です!そんな気持ちの強い者同士の試合ですから、セコイ試合になどなるはずがありません。序盤から技を出し合い、駆け引きしあい、そして気持ちをぶつけ合う。本当に良い試合を見せてもらうことができました。今回もまた、こうした魂をぶつけ合う試合が見れて、これだから少年柔道はたまりませんよね!!

 第2位  5年生以下級 優弥 対 I藤君(三国)

 ようやく優弥も、県大会という舞台で5年生以下級のチャンピオンと対戦できるところまで成長してくれたか・・・といった感じです。もちろん、大会の勝ち上がりは失格の内容でしたが、兎にも角にもこの時を迎えました。結果から言うと、抑え込みで技ありを奪われての優勢負け。内容も、決してベストバウト第2位に推せるような内容ではなかったかも知れません。同じI藤君との試合なら、その前の川口道場さんのY君の方が良い試合をしていたと思います。しかし、昨年の県大会では対戦できるところまですら行かなかったことを考えると、凄い進歩のように感じました。同じ三国柔道教室さんのT本君と対戦した昨年は、手も足も出ずに完敗。それを考えても、丸岡の先生方のご指導が1年間で良い方向へ進んでいる事が確認できました。また、最後まで諦めることなく、抑え込みも28秒で返すなど精神的な成長も見ることができました。家に帰って夕飯を済ませた後の、優弥のこの一言がベストバウト第2位に載せる決め手になりました!

ちきしょう、I藤め!あいつだけは絶対許さん。あいつに勝つまでは死んでも柔道やめん!!」(I藤君、ごめんなさい。)

 なかなか泣かせる独り言を言うようになったものです。この一言で、今大会の悪い試合はチャラにしてやろうと思ってしまいました(笑)相手は県チャンピオンですから、ライバルというには差があり過ぎますが、目標にするにはこれ以上ない相手です。優弥の目指す柔道、技をしっかり磨き、正々堂々勝ちに行ってほしいと思っています!何より、今年1年この目標を見失わずに練習に邁進してほしいと願っています!!そういった期待込みの第2位ということにしておきます。

 第1位  5年生以下級 Y輝 対S家君(三国)

 今回、丸岡から2人の入賞者が出ましたが、その一人のY輝。Y輝の準々決勝、S家君戦を今大会のベストバウト第1位に選びました!彼は入団した頃から気持ちの強い柔道をしており、Mなぶ先生お気に入りの選手です。また、なかなか受けの強い面も持っており、キレイに負けてしまうことの少ない選手です。しかし、今までの試合でもそういう受けの強さばかりが目立ち、引き分けが多く、イマイチ勝ち切れない試合もたくさんありました。負けない強さがあるものの、勝てない弱さも見えていたのです。勝負に行けてなかったのかも知れませんね。

 しかし、今日の試合はひと味違っていました!初戦からずっとそうだったのですが、「負けたくない」という気持ちよりも、「勝ちたい」という気持ちが前に出た試合内容を見せてくれていました。見ていて思わず「いけー!」と叫びたくなるようなドキドキの試合展開!相手も左組で組み手の上手いY輝に対し、やりにくそうな感じでしたし内容は終始押し込む圧倒的な内容でしたから、旗の判定も安心して見ていられました。Y輝に3本旗があがり、完勝の試合でした。この試合に勝ったことで3位確定となり、大きな意味のある試合になりましたね!今年、Y輝には丸岡の柱になってもらわなければならない選手ですから、この先も大いに期待を持っています!

 

 番外編  幼年の部 Aゆむ・泉弥の全試合!!

 クリリン会長のご希望にお応えしまして番外編!Aゆむの試合内容のご紹介です・・・が、いったいどのようにご紹介すればよろしいのでしょうか??内容は相変わらずの強さでしたし、オール1本勝ち。言うことが特に見つからないですね。ただ、準決勝戦のN海ちゃん(金井)との試合も、決勝のY山君(敦賀)との試合もそうでしたが、相手もかなり強く、楽勝!!というわけには行かなかったようですね。ただ、決勝戦は逆(支え釣込)も使えていましたし、Aゆむらしい良い試合をしていましたよ。きっとそれだけY山君(敦賀)が強かったのでしょう!Y山君の柔道は、よく見ると同じ敦賀の3年生O西君の柔道に良く似ているような気がしました。幼年の部、今年は何故にこんなにレベルが高い年なのでしょうか??嫌になってきますね。。。泉弥もまだまだ頑張らねば!!!

 でも、泉弥もベスト8までで入賞には届きませんでしたが、内容は最近の練習の成果の出た試合となりました。負けた試合も内容では負けていませんでしたし、振り回されてひっくり返ったのを有効と取られただけでしたから。2分の試合時間のうち10秒は相手の攻め時間。あとの1分40秒は全て泉弥の攻めの時間でしたし、残りの10秒は、服装を直すときの主審の時計の止め忘れ(笑)次回に向けて更なる精進を積ませ、次こそはレベルの高い幼年の部にあって、Aゆむ対泉弥の同門決勝戦を実現したい!と、改めて気合いが入りました!!

 というわけで、第1回福井県学年別少年柔道大会のご紹介を終わりたいと思います!!丸岡のみんなは、本当に良い試合を多く見せてくれて、ベスト5ぐらいではとても足りませんでしたよ!Dsc01548

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コメント

『ベストバウト』が沢山でうれしい限りです。Y輝は不器用ながらその積極的な姿勢が奏功したのでしょう。試合ではテクニックはもちろんですが、如何に普段どおりの柔道が出来るか?が大きなウエートを占めると思います。その点、Aゆむは私共もびっくりするくらい指示をしっかり聞いてます。(普段は聞かないのに)
Y弥は試合では敗れましたが、ガッチリ極まった縦四方を返した時のあの『気合』は素晴らしかったです。でも、普段の寝技練習のときも同じ気持ちで練習しよう。ずいぶん上達すると思います。

P.S.  
IJFでルール改正案を理事会に提案するようですね。
『効果』の廃止により『一本勝ち』を多くする。
いきなりのタックルの禁止(レスリング化を防ぐ)
G・Sルールの改正(ポイントが無くても判定を行い、3-0なら試合終了。2-1ならG・Sに突入。

などです。まだどうなるか解りませんが、良い方向に進んで欲しいですね。

投稿: クリリン会長 | 2008年2月14日 (木) 09時51分

ベストバウト待っておりました!!今回は審判もしっかりしていましたしとても面白い試合だったと思います。Y輝君の柔道は前々から素晴らしい柔道をしている子と赤ペンチェックしていた選手なのでついに結果を出してきたか!!とうれしく思っております。川口道場の子達の目標としてまた胸を借りたいと思っております。
IJFルール改正案のニュースには非常に驚きましたがこの案が通れば、また魅力ある柔道の復活が期待できるかもしれませんね!!心から良い方向に進んでくれることを願います。

投稿: 赤ペン | 2008年2月14日 (木) 13時43分

赤ペン先生、クリリン会長、ありがとうございます。昨今の「柔道」と「JUDO」の方向性のズレは、やはり日本柔道の底辺に大きく影響を及ぼしていると感じていました。国際試合で勝てる選手を育てるために、あるいは今勝てる選手を育てるために技術を教えこむ。このことが少年柔道で行われていることを非常に残念に思います。柔道は本当に魅力のある国技だと思っています。その魅力をなくしてしまってまで、「勝つ」ことが大事だとはどうしても思えないのです。
僕が、少年柔道を見続けて行きたいと思うのは、少年柔道にこそ、「国技柔道」の魅力の原点があると感じているからです。
今の柔道オリンピック代表選手より子供達のほうが、よほど見ていて素晴らしい柔道をしていると思います。

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2008年2月14日 (木) 17時50分

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