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2008年2月14日 (木)

柔能く剛を制す!

       『柔能く剛を制す』

これは月曜日の大会開会式で、大会長の稲木先生もおっしゃていた言葉です。もちろん意味は皆さんもご存知のとおり、「柔道」の醍醐味を表す言葉ですよね!しかしこの言葉、ただ単に物理的に、「体の小さな者が体の大きな者に勝つ」という事を言っているだけではないような気がするのです。

 例えば同じ人間にも、「~が出来る人」と「~が出来ない人」というのがいますよね。子供も同じです。勉強の得意な子や苦手な子、スポーツの得意な子に苦手な子。明るい子にまじめな子。やんちゃ坊主に大人しい子。みんな一人ひとりそれぞれです。言い換えれば「個性」ということになるでしょうか。もちろん、体の大きいのも個性ですし、小さいのも個性ですよね。

 「柔能く剛を制す」の『柔』『剛』も、言ってみれば個性です。

 これを柔道に置き換えてみると、ただ単に小さい者が大きな者を倒す・・・という意味だけでなく、

 「出来ない子も、努力すれば必ず出来るようになる!」

 という意味に置き換えることが出来るのではないのかな・・・。

 「才能」や「センス」を人間の『優劣』として判断するのではなく個性と考えることが大事なんじゃないのかなと、思うわけです。

 同じ練習を同じ量やっていても、成長の早い子・遅い子はいます。吸収の早い子や遅い子もいるでしょう。でもそれを、「才能」とか「センス」という言葉で終わらせてしまうわけにはいきませんよね。同じ練習量で出来なければ、出来る子の2倍練習すればよいのです。そういう「努力」も、立派な才能ですし、個性だと思います。

 うちの長男と次男を見るとよく分かります。何でも要領よく、ある程度出来てしまう長男に比べ、次男は兄弟とは思えないくらいの「ノロマ」さん。でもそれを、『長男の優れているところ』で『次男の劣っているところ』と言ってしまったら、少し間違いのような気がします。これが二人の個性なんだろうと、今では思っています。

 どちらが優れているか・・・?と言われれば判断は出来ませんが、父的には地道な努力家の次男の方が、将来大成するのでは??と感じています。

 ですから、長男には「努力しろ!」という事をしきりに注意しています。努力することの素晴らしさを体感して学んで欲しいからです。また、常に上を目指す心を持って欲しいからです。でないと、何でもある程度出来てしまっては、そこで満足してしまい、それ以上の努力をしなくなると思うからです。

 まわりでは、『長男に期待を掛け過ぎ!』などと言われることもありますが、反対です。心配で仕方がないのです。

 次男は、「努力できる」という個性を持っているようですが、長男にはそれがまだ見えません。

 今後、子供達には長い柔道人生、そして社会生活の中で、いくつもの壁や分かれ道が待っていると思います!そのいくつもの難局を乗り切るためにも、自分の個性を知り、活かし、そして未熟な点を知り、柔道の練習の中で、その難局を乗り切る知恵と精神力を培っていって欲しいと思っています。大切な大切な一度きりの人生の中で、「柔能く剛を制す」という醍醐味を味わうためにも!! 

 

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3兄妹の柔道成長日記」カテゴリの記事

コメント

「ちりとてちん」の渡瀬恒彦演じる師匠が言ってましたよね。「不器用なモンは覚えるのは時間がかかるが、何回も練習したことは一回覚えたら忘れない。」みたいなことを。
今、努力した事は必ず将来 一番大切な基礎である太い幹・骨格になります。そして、それに柔軟で強靭な筋肉を付けていって欲しいですね。
ホントの勝負はまだまだ先です。焦らず行きましょう。(と、自分に言い聞かせる毎日です。日々反省です。でも、勝ちたい(勝たせたい?)ですよね・・・)

投稿: クリリン会長 | 2008年2月14日 (木) 19時14分

先日の県大会の時に、僕の同期の原田さんと話しをする機会があったのですが、クリリン会長とよく似た事を言っていました。「勝負はまだまだ先やでの。今は、柔道が楽しいという気持ちが大切やわ。」
確かに、子供が肉体的にも精神的にも成長期を迎える中学、高校時代になった時に、柔道が嫌いになってしまっていたら、伸び幅は減ってしまうのかもしれませんね。クリリン会長のおっしゃるように、中高で柔軟かつ強靭な筋肉をつけるためにも、小学生の間は、基礎となる幹をできる限り太くしておきたいものです。それをご指導して下さっているのが、丸岡柔道の先生方だと思っております。
前の話しに戻りますが、少年柔道時代から、背を伸ばす事に夢中になり、細く長い幹を作ってしまっては、成長期になると、筋肉の付きも細く、折れやすくなっちゃいますよね。親としても、今一度この事を思い直し、子供と柔道への接し方を改めていきたいと反省をします。
P,S学先生へ…。
水曜日の練習の時にお聞きした、ある保護者の失礼な言葉、「あんなに負けてばっかりで楽しいんかな?」
の答えは、僕は大きな声で胸を張って言えますよ!
「はい!楽しいです!」と。きっと我が子も同じ答えのハズです(笑)

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2008年2月14日 (木) 21時36分

裕さんありがとうございます。がんばって子供達に柔道の本当の楽しさ、面白さを伝えたいと思います。(厳しさも、です。)

投稿: HA◯E監督 | 2008年2月14日 (木) 22時12分

初コメントでございます!柔道素人家族ですので、ちょっと躊躇しておりました(^_^;)
ウチのコ太郎も“柔道が好き☆やりたいんや!”コレだけです!なんせ、コ太郎の目標は我らのプリンス→Y弥サンですから(笑)
投げられても、押さえ込まれても、勝てなくても、コ太郎は柔道を休みたくないし、試合にも出たいと。何一つ分からなくても好きなんですね、柔道が(^^)
早く私達に嬉し涙を流させて欲しいですo(><)o
p.s 早くインフル菌負かして復活させますね(__)

投稿: コ太郎mama | 2008年2月15日 (金) 01時22分

コ太郎mamaさん、初コメントありがとうございます!
私も、コ太郎君のその気持ち、1番大切な事だと思います!いつまでもその思いを持ち続けて欲しいですよね。初勝利はいずれ手に入れる事が出来ますよ。誰でも必ず!でも、柔道が好きな気持ちは、誰でも必ず持てるわけではないはずです。強くなる重要なファクターですから、お互い子供の気持ちを大切にしましょうね。
年数を重ね、多くの大会に参加すれば優弥なんかよりも目指すべき素晴らしい選手がたくさん見つかりますよ(笑)コ太郎君と優弥は、柔道のタイプが少し違ってくるでしょうね。コ太郎君は、ご両親に似て背が高くなりそうですから!

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2008年2月15日 (金) 18時00分

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